snobbish adversaria

アニメ、マンガ、ゲーム、スポーツ、ギャンブル、音楽、時事ネタ。 管理人が日々関心のある様々なものに対する雑感。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

言わずと知れた、ファンタジー作品の傑作である同名の原作の映画化だ。

指輪物語、ゲド戦記と並べて三大ファンタジーとも称される。尤もこれは
歴史的な視点からの分類であって、純粋な人気投票(オールタイムベスト)
を行った場合、指輪物語は別格として、後の二作はベスト3とは行かない
と思われる(実際、これまた有名なファンタジー大作であるところの
「ベルガリアード物語」の外伝「銀狼の花嫁―魔術師ベルガラス〈1〉」
解説によると、アメリカのSF専門誌「ローカス」の1998年八月号に掲載された
「ファンタジイ・オールタイム・ベスト投票」(対象は1990年以前の作品)に於いて、
指輪物語は一位。その前章である「ホビットの冒険」が二位
「ゲド戦記」は四位ナルニアはベスト10に入っていない)。

ファンタジー作品の映画化については、「Lord Of The Ring(以下、指輪)」が
正に風穴を開けたという感じで。不可能と思われた数々の表現を見事に
克服してのけた。恐らく今後、かつてのアメコミ作品ラッシュのような、
ファンタジー作品ラッシュが起こるだろうといわれており、実際に権利を
抑える作業は既に其処此処で始まり、そして完了していることだろう。
その動きの先陣を切るのがこのナルニア国物語である。

原作ネームバリュー。配給はあのディズニー。ロケ地はニュージーランド。
主CGを手がけるのはWETAと、正に二匹目の泥鰌を狙う二番手を行くに相応しい。


が!!


私はこの作品を見に行く予定は無かった。
理由一:元々、原作への思い入れがあんまり無い。
理由二:原作の児童文学色が色濃い。しかも配給がディズニー。
理由三:ネット他の前評判の地味さ。

といったところからだ。しかし偶然、友人からの誘いがあったので
付き合うこととなった。本来は、

少佐「本当に見たい映画は一人で見ることにしてるの」
罵倒「じゃあ、それほど見たくない映画は?」
少佐「見ないわ」

に同意する私であるのだが、その友人は"話せる"人間であるのでまあいいか、と。

で、感想。以下の条件に該当しない人は見に行かない方が良いです。
・原作に強い思いいれがあり、かつ映像化されれば内容は問わない。
もしくは
・10歳~15歳である。

当初の予想の通り、あくまで子供向けなのである。悪い意味でおとぎばなし
「指輪」を期待すると酷い肩透かしを食らうので注意されたし。とにかく
全編突っ込みポインツの嵐。

描写不足と説明不足。故に、全編に渡って説得力が皆無
故に、感情移入出来ない。
(具体例についてはもろネタバレも含むので、下のリンクをクリックしてご覧下さい)
最も描かれているのは当然主人公の四人兄弟なのだが、ハリー・ポッターの
三人に比べるとイマイチ個性が薄いので、アイコンとして弱い。

ファンタジーチックなキャラクターや目を瞠る大規模戦闘。圧倒される絶景も、
今となってはそれほどの新鮮味は無い。

ハリー・ポッターも毎回ダイジェスト色が強いが……。
「指輪」の完成度の高さがどれだけ奇跡的なものかがよく理解できた。
まあ、「指輪」と違ってナルニアは一話完結型だから、一章で打ち切られても、
違和感は無いけどねw

しかし、散々に言ったがそれでも、↑に書いた年齢の人は絶対に見るべきだと思う。
「ここでは無いどこかに行きたい」「ヒーローになりたい」「剣と魔法の世界イイ!」
というその年頃に顕著な生物学的な欲求を、凄まじく満たしてくれるだろうから。
勿論、映画を見た後には原作を読むこともお薦めしておく。

ナルニアは萌え資源がやや不足しているので、
オタクの方が現実逃避の舞台として選ぶのにはお薦め出来ないw


・魔女が何がしたかったのか。
・氷点下の水に思いっきり突っ込んだら即死しそう。
・敵味方のあの大軍団がどこから来たのか。
・四兄弟を勇者だということを支える根拠が、詳細不明の予言だけ。
「指輪」の場合、フロド(ホビット)は指揮官として大規模戦闘には
関わらなかった。
・兄弟の戦闘力が急成長しすぎ。武器のおかげ(冗祐&水禺刀方式 or
真実の剣方式)と脳内補完できるけど。
・ケンタウロスの副官が長男にいきなり忠誠を誓っている。
・長女が練習以外で弓を撃つシーンがあまりにもショボ過ぎる
瀕死の敵をあんなに近距離から。手で投げた方が早くね?
・一番の戦功を立てたのに、瀕死の状態で放置されていた弟w
あまりにもあっさり裏切を許されたので、実は皆許してなかったのか
とか考えてしまうw
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

このページのトップへ

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ashou.blog11.fc2.com/tb.php/49-8a9d3756

【ベルガリアード物語】について

ベルガリアード物語『ベルガリアード物語』は、アメリカ合衆国|アメリカの作家デイヴィッド・エディングス(David Eddings)によって書かれたファンタジー小説である。全5巻で構成。邦訳は、早川書房文庫FTより発行されている。少人数の旅の仲間と世界各地を旅し、最後には

  • 2007/06/08(金) 03:06:16 |
  • ハリーポッターなんでも
このページのトップへ

Information

叡昭、AShou
  • Author: 叡昭、AShou
  • 御意見・御要望など、連絡事項はメールでどうぞ。
    mail to:grey_ashouアットマークyahoo.co.jp

Search

Calendar

05月 « 2017年06月 » 07月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。