snobbish adversaria

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終わりのクロニクル7 ネタバレ感想 終わクロ 完結

いやもう。劇中で佐山が新庄の作品に述べた感想を全部そのままお返しします、
という感じ。読了後に言詞爆弾が爆発したら、世界は幸せで満たされたこと
だろう。きっと。

 

● 終わりのクロニクル7

・ 作者 : 川上稔
・ イラスト : さとやす(TENKY)
・ 出版社 : メディアワークス
・ 発売日 : 2005年12月10日
・ メディア : 文庫
なんというか、徹頭徹尾川上稔。どこを切っても。どこまでいっても。
こちらが求める燃える展開がやはり出てきて、しかし燃える。
終わクロフレーバーが乗っているとはいえ、流れは完全にいつも通り。
ただしボリュームが並外れているが。

六巻の終わり方からするに、最後くらいシリアス展開になるのかな? 
という予想もあったが、変わらず全編ギャグ尽くし。これには賛否あるだろうけど、
シリーズ開始時の「終わクロは明るめに行く」との宣言通り、それこそが
終わクロの個性なんだろう。

個人的に目に付いたのは、OSAKAばりの短文&改行の多さ。OSAKA以降、
ほとんど見られなかったが、格闘戦の呼吸、テンポに非常にマッチしていた
あの文体が、今巻でちょっと復活。さらに磨きがかかってまさに散文詩の様になり、
最早、美しささえ感じさせる。今後もスポット投入されるといいな、と。

それと今回、名無しさんがやたらと格好よかった。一兵卒がいい台詞を
はいてくれるのは恒例だが、今回は一群(軍)としていい味が出ていた。
各国が援軍に来る際のそれぞれの個性的な陣容が素晴しかった。
特に仏蘭西の武神大隊とか、飛王親衛隊とかw

国歌と地の文の並列はちと読みにくかった(訳文がなければ結構違ったと
思う)けど、いい演出だったとも思う。しかし仏蘭西のは成立背景もあって
歌詞がやっぱドぎつい。米国のはストレートにらしくてかっけえ、イメージ
そのまんまだもん。

マイナス面では。
まだネタを出してないのか、流石にまとめきれなかったのかはわからないけど。
設定面の完成度では都市に比べると、若干突っ込みどころというか、瑕疵が
あったように思う。AHEADというシリーズはまだ始まったばかりだし、世界も
始まったばかりだから、現時点ではそんなもんかな、とも思うけど。
次作が出て、終わクロの位置づけが相対的に判明すると、また新発見が
あるのだろう。

 

●その他短雑感

・佐山
奥多摩崩壊後、校庭をうろつくシーンはなかなか終わクロらしからぬ
悲しいシーンでよかった。直後の展開とのギャップも○。
しかし、青江と関係があるとすると、随分頭が劣化したなぁw

・飛場
前巻で覚醒したお陰で、今回は別人の様な戦いぶり。
竜美との戦闘は熱くて最高だ。ベストバウトかも。

・荒人・改
二度の大破と一度の中破を乗り越え、全竜交渉に参戦。アポ・テュポーン戦で
再び大破。今回復活したと思いきや、またも大破w 不遇にもほどがある。

・美影
あの挿画と台詞の破壊力は全巻屈指と勝手に断定。ナチュラル誘惑とは
彼女にこそ相応しい。私は断然、黒髪派! それほど好きなキャラじゃあ
なかったのが、ランクうなぎ登りですよ。


・アレックス
なんか完全にサンダーフェロウより目立ってたような……。最後のライバルの
武装を使ってパワーアップとか主人公かよ、と。ヘカトンケイル達と同様、惜しい。

・竜美
夕樹に匹敵する位の極大ツンデレキャラだったらしい。ノアの砲撃を素手で
弾く超人っぷりは驚愕。人外。面白半分で竜司・美影にちょっかいだして、
疑似三角関係とかになった状況が激しく見たい。

・風見&出雲
ああああああああああああっ。セッションなしかよぉぉぉぉぉぉ。
G-Sp2との別れはたいへん風情があったが、V-Swのはなんだあれはw

・出雲家
なんでこんなに目立たないんでしょう?
烈は被害者の名前を白板に書くという凄まじい地味さ。
全に至ってはシーン無し(泣  他の八大竜王も戦って欲しかったなあああ。
姫も出てきたし、ブレンタンを助けてやれよジーク!

・八号
侍女型なのにやたらと戦闘好きな人。でもやっぱり本職じゃないので
戦績は佐山に負け、オドーにも負け、今回も……。ヴァイオレットの次に
スペアがなくなりそうな勢いだ。それでもギュエスより悲惨な感じがしないのは
何故だろうかw
そして結局、3rd-G住人ではモイラ達をも上回り、一番の出世頭。

・至&Sf
二人の最後はグッと来た。
そんで、昔の至は素直で可愛がられるキャラだった、と思っていたけど、
良く考えると高校の卒業文集に"の"を並べてたし、当時も微妙だったのかも。

こういう所、安い救いを作られないのは終わクロでも変わってなかった。
これは詩乃についても同じ。適当に復活させて命刻と抱き合って、よかったね、
と出来るだけの設定はあるけど、しない。


んで、密かに楽しみにしていたあとがき次回予告。しかし、未定とは予想外。
次回予告が無かったのってもしかして初かも? 都市が来るのか、
AHEADが来るのか。雑誌のOOが先に再開するのか。EDGEでハードSFをやるのか、
GENESISでファンタジーをやるのか。
う~ん、楽しみ。


なお、厚さ関連のネタは読みきれないほどに各所でネタになっているので、
そちらへどぞー。バベルを作ったり、他の本と比較したり様々な趣向があって、
楽しめます。

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はてな 川上稔関連

発売時から毎日増えていく関連記事を見つつ、改めて今回の本のインパクトが
大なることを認識した。本屋に在庫がある限り、置いてあるだけで宣伝になる、
という。
今回は7巻でしかも完結、ということで試しに購入するわけには行かなかった
だろうけど。終わクロが出たときに、都市で注目してた人が新シリーズという
ことで手を出してくれたように。次作発売時には、今回で名前を売った分で
多くの人に手にとってもらえると嬉しいな。
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