snobbish adversaria

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● 境界線上のホライゾンⅠ上

・ 作者 : 川上稔
・ イラスト : さとやす(TENKY)
・ 出版社 :アスキーメディアワークス
・ 発売日 : 2008年9月10日
・ メディア : 文庫


いやー重い重い重い。
とはいえ鬱な話という意味ではなくて、ひたすら内容の密度が濃いってことで。
物理的に重いというのも正解かw 電マガで設定を先行公開したのも納得の大容量。

まず登場人物がいきなりやたら多い。終わクロの最終メンバー数以上の面子が
序章からワラワラ出て来る。最初はとにかく、顔と名前が一致するまで、
文章と挿画、人物紹介と文章を行ったり来たり。

加えて世界観・勢力図も、終わクロの全G が一気に出てきた様なボリューム。
そしていつも通りに造語が多い。遂に巻頭に用語辞典が搭載されますた。

終わクロの場合。序章はともかくとして、本筋は主人公が行動し、
戦闘に巻き込まれ……、直後にその異常事態の解説
と、かなり入り込みやすい流れだった。
一方、今作は主人公が中々出てこない。OPのアクションシーンも模擬戦であり、
キャラクター紹介を兼ねている為、没入・加速度に欠ける。

その後もトーリが話をグイグイ引っ張るという雰囲気ではなく。結局、いつもの勢いを
感じ始めたのは舞台が三河に移ってから。久々の新作と言うこともあって、私側が
読み方を忘れてたというのもあるかもしれない。とはいっても、終盤の展開は
やっぱり体の温度が上がる位の熱さがあり、ページは次々とめくられた。


以上、気になった要素を抜き出すとやや否定的になってるけど、
読後の感想は全く逆
面白すぎて500ページでも足りないー。下巻はまだかー。というのが正直な思い。
しかも再読ではキャラクターが把握出来てるから、面白いのなんのって。

口絵、序章前、章間の解説も、膨大な設定を適確に紹介していたと思う。
ふと疑問に思ったところを、即座に埋めてくれる様は絶妙だった。

小ネタも相変わらずセンスがいい。「ブルータス、またお前か」はかなりのヒット。

いやもう川上氏最高杉
趣味への情熱って燃えている時には信じられない程に、
あっさりと冷めて行くものだけど、杞憂も杞憂だったデスネ。

いつもの良さの一方で、公主隠しの場面に感じるホラーな感じは、
今までの川上作品には無いテイスト。ちょっと真剣に怖かった。
サイレントヒル1の血文字が頭に浮かんだなー。

その他に雰囲気としては、時代繋がりでは戦国封神伝、信仰のシステム等でOOを
連想した。世界観の設定はシヴィライゼーションとかのRTS系。川上氏脳内での
思考のトレンド・流れを感じたり。


・キャラクター
上巻では主人公以上に目立っていた、他の魅力的な主要キャラクター達。
どのキャラクターも相変わらず存在感が抜群。さとやす氏の絵のクオリティも、
さらにさらに増していると思った。
キャラが多い分だけ、人気は当然かなり分散しているようではあるけど。
それでも各所の感想を見るに現時点では、ミトツダイラが一番っぽいのかな。

私のオキニはというと正純とペルソナ君。後者は今のところ外見だけだけどw
何といってもマスクマッチョは、アメコミ好きにはたまらんものがあるのですよ。

正純はほとんど主人公みたいな位置だったね。単独で動いて、悩みまくって。
実は不幸というか苦労人っぽいところがいい。加えて男装の麗人も好きだし。

他には二代の御座る口調が可愛かったなあ。恐らく現在空位の武蔵副長には、
彼女が納まるんだろう。イトケン、ネンジ、ハッサン、御広敷とかの
存在の謎っぷりもいい。なんなんだ奴らはw でも、ああいうノリ非常にツボだ。

既に元ネタとの相関など考察されてますが、どれも捻られてて楽しいね。
確定済みっぽいのがある一方で、まだまだ判明してないのも結構あったり。
トーリの名前も青い鳥とか、葵トリ → 葵tri → 三つ葉葵。とか色々浮かんで来るし、
考えるのが面白い。


今後の展開に関しては、
全能(パーフェクト)だった佐山に対して、不可能(インポッシブル)のトーリ
前作とは正反対の個性を、果たして川上氏はどう料理してくれるのか。上巻では
全くといっていい程に活躍が無かっただけに、wktkが止まらない。
でも実際どうなるんだろ。
本物の馬鹿なのか、実は凄い系なのか。それともどちらでも無い個性なのか。


まあとにかく一刻も早く下巻が読みたい。というのが何よりの心境。
この一ヶ月は長いぜ。
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