先に書いておく。
少し前、カルドセプトサーガなるブツがネット界の話題を悪い意味で攫った。
しかし、DS版を含むシリーズ6作中アレだけは開発元が別であることを留意されたい。
FFUSAとFF5くらい別物である。さて本題。
カルドセプトとは、
モノポリー+MTGなゲームである。
(いたスト+遊戯王でも、
ロックボード+ポケモンカードでもいいがw)
まあ簡単に述べると、そういう感じだ。
「
モノポリー」はダイスを振って
止まったマス(土地)を
購入。
後からそのマスに止まった人から
通行料を奪ったり、交渉で土地を売買して
お金を稼ぎ、最終的に独り勝ちを狙うゲームだ。
カルドセプトの場合は、止まったマスに
クリーチャーを召喚することで
そのマスを所有する。通行料を払いたくなければ交渉ではなく、クリーチャー同士を
戦わせて土地を取り合う。周回するとお金が貰えるのは同様だ。
また桃太郎電鉄の様にダイスを振る前にカードを使用して、自他の
ダイス目を
操作したり相手のお金を奪ったり、
行動を妨害したりも出来る。
そして
総資産がステージごとの
目標額に到達すれば勝利となる。
ゲームにはそれぞれの作品に於ける
バランスというものがある。
名作といわれるゲームを混ぜたからといって、必ず面白い作品になるとは限らない。
好きだからって、
牛丼にカルピスを投入してもそこには惨状が待っているだけだ。
しかしこの作品の場合は、
1+1を10にも100にもすることに見事に成功している。
そしてこのDS版の何が特筆すべき点なのかというと、
Wifiによる通信対戦が
出来るということだ。
かつてDCで発売された「カルドセプト2nd」は、ゲームとサービスの評価は
極めて良好であったが、
当時のインターネット事情が障害となり、
その恩恵を受けられた人は限られていた。
そしてカルドセプトファン(
セプターと呼ばれる)が心の底から期待していた
「カルドセプトサーガ」がどうなったのかは最早御存知の通り。
ソフトの回収騒ぎ、現在もバグ放置という最悪の結果になってしまった。
今回のDSは初代のリメイクなので下手をすれば、小銭稼ぎと陰口を叩かれそうだが、
そうならないのは通信対戦実装の賜物なのである。
ファンからすれば正に、待ちに待った作品というわけだ。
手順は恐ろしいほど簡単。無線LANルーターがあれば
追加投資不要で、
今すぐにでも対戦が可能。有線環境でも
4千円もあれば整う。
私も既にやってみたが、
ネット対戦とは思えないサクサク振り。
オフラインでCPUと戦っているのと変わらない快適さだ。
(↓は私の上げたものではないです。念のため)
とはえいまだまだカードが揃ってないので、本当の楽しみはこれから。
マイナーゲームだけあって、ベテランセプターの人でも
対人経験豊富な人は一握り。
今から初めても充分追いつけると思う。公式の
全国大会も予定されているし、
これまでカードゲーム、ボードゲームに嵌った人は、この機会に是非
一度プレイしてみては如何だろう。
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以前の記事のおまけの続きというか詳細。用語について、以下の様に表記します。
公式サイトと併せてどうぞ。
コンバットレーン=コンバットモードのフラグとなるレーン
エクストラボール=EB
ウォールジャンプ=WJ
フォースフィールド=FF
スペシャルトークン=ST(死亡時に一個につき5000点のボーナス)
ジャックポット=JP(JPGの得点を獲得。最大5万点まで上昇)
スーパージャックポット=SJP(JPの五倍の得点を獲得)
ジャックポットグロウズ=JPG(バンパーに当てるごとに上昇)
死亡時ボーナス=ボーナス
・死亡時ボーナスはスコアアタックの鍵であるボーナスは一度に最も多くの得点を稼げるイベント(記録を出した時の最後の
ボーナスは実に
730万点)。死ぬのはショックですが、
倍率を常時MAXに
しておけば特に二週目以降はそれほど精神的ダメージも無いです。
とにかく、死亡後は最優先で倍率をMAX(×10)にすること。
ボーナスに関係するのはST、倒した雑魚、倒したボスの数と倍率です。
(
アーティファクトは無関係。一周目でフリゲートから始めるのは、
ターロンで効率よく簡単なイベントでSTを獲得するため=アーティファクトに
枠を潰させないため)
後、多分知っていると思いますがボーナスライトはABボタン、左右キー等で
点滅箇所を切り替えられます。私は最初気付かなくて、気付いてから大きく
スコアを伸ばしたので。お節介ながら。
また以下の様に
残機は有限ですので、ボーナスの元数値や倍率が
少ない状態での死亡は極力少なくせねばなりません。
ゲーム中獲得出来るエクストラボールは、
・200万、500万、1000万、5000万それぞれの得点達成時
・一周ごとに一回、スロットで
・一周ごとに一回、神殿クリア時
・壁跳びのレベル2クリア時(フリゲとターロンで各一回ずつ
・アイスバレイの氷破壊時(
2回目限定)
・フェイゾンマインズの上画面内周の3カ所のランプを数回通した場合
(
2回目限定。1、3回目はアーティファクト)
・攻略の順序一周目フリゲートから開始(WJでEBを取れれば最高) → ボス×2(出来ればここまで
ノーミス、1ミスまで) → (ターロン行ってもいい) → 神殿 → ボスエリア(自信が
あれば)⇔ ターロン → (この時点でST30個以上は欲しい)クレーター → クリア
二周目ボスエリア×2 ⇔ ターロン → 神殿 → ボスエリア ⇔ ターロン
→ 自信があれば三周目へ
二週目をボスから攻略するのは、死亡時のボーナス対策。
クリア時の倍率が低い場合は先にターロンへ。
次は各ステージの留意点です。
・フリゲートオルフェオン 安定度:低い
不用意に打つと
問答無用で即死するポイントがいくつかあり、
安定性にかけます。マルタイボールイベントの発生も、SJPもターロンに比べて
やりづらい。結論としては、リセット前提での
開始直後以外で来るのは、
リスクが高くオススメ出来ません。
コンボが作りやすい楽しい、ジャックポットポイントを稼ぎやすい、
というメリットもありますが、マイナス面に比べると
些細な事。
・フェイゾンマインズ 安定度:低い
コンバットレーンに安定してボールが入れられない場合は、かなり
運任せになります。自信が無い場合、ST目当てに行くのは危険。
アーティファクトを回収したら
寄らなくておk。
・アイスバレイ 安定度:普通
コンバットレーンに安定してボールを入れられるならまず死にません。
そうでなくても、氷破壊でフィールドが復活する為、割りと楽。
ここを得意にしておくと、アーティファクトテンプルで失敗した時も安心。
ボス全てに言える事だが、ボーナス時の
得点が抜群に美味しい。
しかもSTももらえる。自信があればガンガン狙って行くべし。
※
アイスバレイの氷は光っていない、または点滅している氷を壊すと復活時に
光っている状態になります。点滅している氷は、壊すと通常時はFFが発生
しますが、それを壊すことで全部の氷が光る状態になるとアーティファクト
もしくはEB(2回目のみ)が出現。
なお下画面左上と上画面右上のスピナーを通すことで、点滅している氷を
光っていない氷に移動させることが出来ます。
・ターロンオーバーワールド 安定度:高い
集中してプレイしていればほぼ死ぬ事はない。
稼ぎのほとんどの時間はこのステージ(のマルタイボール)で。
・最大の恐怖はトライクロプス出来ればパワーボムはここで使いたい。LV2以降はもう祈るしかないかも。
これがあるので、二周目以降はなるべくモードソーサーは無視していきたい。
・とにかくスターシップマルタイボールジャックポットで延々と稼ぐ為 + JPGの為 + 単純にその間は死にくくなる為
+ ボーナス倍率を稼ぎやすい為。
それ以前にも、シップのレーンは左右どちらのフリップからでも簡単に入れられる。
さらに、シップにボールが収納される度にキックバックが回復。本当に
何一つデメリットが無い。如何にこの作業を黙々と続けられるかがポイント。
・地味ながらでかい注意点
図の白線のレーンからボールが落ちてくる際は、
絶対に画面を揺らすこと。
図の様な死亡不可避の落ちて来かたをする場合がある為。プレイを通して
相当回数通る機会があると思いますが、
その度に必ず揺らしてください。
これを防ぐだけでターロンでの死亡率はさらに下がります。
・最後に精神論になるかもですが、立続けに二回死んだらプレイを中断すること。確実に集中力が
切れてきている兆しだからです。偶然一回死ぬのは常にあり得ます。しかしその後、
倍率が上がりきらない内に再度死ぬ様であれば中断すべきです。
もう少しと思って、あれよあれよと残機を失った経験は一度や二度ではありません。
その無駄な一機が数百万点の差を生みます。