snobbish adversaria

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知識と読書 へのコメント用に書いたのだが、文字数多すぎで
3分割でも入らなかったのでw、こっちに。

これは歴史が現代のイメージ語られるお陰で、妙な誤解を受けている
最たる例だと思います。

(新興宗教ではない)由緒正しい宗教=無害、無欲、清貧
比叡山=神聖な宗教施設

というのが現代日本人のテキトーなイメージなわけですが、
これは歴史を見るうえでは通用しません。
どういうことかというと、中世の日本における寺社勢力というものが、
いかに強大な力であり、国のガンであったか、ということです。

彼らのお陰で、当時の日本は経済の自由がありませんでした。
物を売ろうとすると、品を運ばねばなりませんが、私的な関所を大量に
(琵琶湖上には11。淀川水路上には300以上の関があったといわれてます)
作られていたので、ちょっと場所を移動しただけで法外な通行料を取られる。

やっと物を運んでも、荘園や関所や座や市といった経済利権を彼らが
握っていた為、売るスペースを確保するのには、莫大なショバ代が必要。

必然、物価は慢性的に高く、庶民は苦しい。それら不労所得で寺社勢力は
僧兵と呼ばれる軍事力を増強し、政治にも圧力をかける。ヤミで商売を
しようものなら、僧兵にボコられる、と。今でいうなら、多種の圧力団体と
組織暴力団が一体となっているような感じでしょうか。

何故、「楽市・楽座」、「関所の撤廃」といった信長の政策が偉大で
あったかは、上記の背景があるからなワケです。他の武将達は寺社勢力が
怖くて、やりたくても出来なかった。ここら辺、小泉首相が抵抗勢力を恐れず、
利権を次々を解体したことと非常に重なるわけで、ほりえもんと首相なら
首相の方が信長っぽいと、私は思いますねw
小泉政権の成果

民主主義が実現しておりネットもある現代でさえ、既得権を奪うのは
あれだけ大変だった。名だけの人でも、実だけの人でもマスコミに
潰されたでしょう。
それが本物の武力をそれぞれがもってる戦国時代ならば……。
焼き討ちとあいなったのも、仕様がないように思います。
というか字の通りに、死なないと離さなかったでしょう。

「宗教団体は布教や研究だけすべき」といって信長(と秀吉と家康)が
彼らから利権を引っぺがして、残った部分が上記のイメージというわけ
なのですよ(秀吉の刀狩は寺社勢力への強制武装解除ですな)。

参考:
井沢・元彦「逆説の日本史8」「同、9
THREES流戦国群雄伝
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叡昭、AShou
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